切磋琢磨

あなたは、今当たり前の様にしている事を 

見直そうとすることはありますか? 

ここ3ヶ月ほど前から、 

理学療法士2人、整体師1人の3人で勉強会をしています。 

医学や科学の世界は日々進化しており、 

既存の知識自体ものすごい情報量のため 

医師を含めて30%も知っていれば 

「神の領域」 

と言えるくらいなんじゃないかと思っています。 

そのため、日々情報を更新していくことが重要です。 

とは言っても 

日々の業務に追われる中、独学で勉強するのは 

結構な大変な事です。 

ただ勉強し情報を更新するのではなく 

その情報をいかに咀嚼し施術に 

落とし込んでいくのか? 

というところが大切になります。 

その上で、他の人がどの様な見識をもって 

臨床に臨んでいるのか?を知ることは 

著名な講師の講習会に参加する事以上の 

価値があると思っています。 

そういった観点からこの勉強会をしています。 

この勉強会の講師をしてくれているのは、 

おおや整形外科クリニックの理学療法士 

遠藤さんです。 

参加しているのは、私と天翔整体の杉本さんです。 

きっかけは、 

天翔整体の杉本さんから 

「理学療法士の身体の見方を教えて欲しい」 

と言われたことからでした。 

私自身は筋肉の状態を主体として見ているため、 

整形外科に勤務している他の理学療法士が、 

どの様な視点で見ているのか? 

興味があり遠藤さんにお願いする事にしました。 

理学療法士といっても 

・整形外科のクリニック 

・脳神経外科の専門病院 

・心臓外科の専門病院 

・総合病院 

・訪問リハビリ 

・プロスポーツチームのフィジカルトレーナー 

など多岐にわたる分野で活躍しており 

資格は同じでも専門や経験値が 

人によって異なっています。 

同じ症状を見る場合でも 

異なった視点からアプローチすることは 

往々にしてあります。 

同じ理学療法士ということもあり 

遠藤さんの持っている情報は 

もともと知っている部分が結構ありましたが 

そこから、 

どの様に理解し 

どの様な視点で観察、検査 

施術のプランを立案する 

というところは 

大きく異なっていました。 

遠藤さんの視点は大変参考になり 

私の施術にすぐに取り入れられるものも 

多くありました。 

適切な表現ではないかもしれませんが 

勉強会をすることで、もう一つの脳を 

手に入れた感じがしています。 

著名な講師の講習に参加することも大切ですが、 

それ以上に貴重な勉強会となっています。 

これからも毎月参加して仲間同士でより効果的な 

施術ができるように切磋琢磨していきます。 

写真は杉本さんが被検者となって、 

遠藤さんがデモンストレーションしている 

ところです。

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