こだわり

当店のこだわり
なぜ「肩こりケア専門」にしたのか?

たかが痛み、されど痛み…

「仕事辞めなきゃいけないかも…」
「ローンが払えないから家を手放さないといけないかも…」
これは、私が聞いた中で一番印象に残っている話です。
訪問リハビリをやっている時に聞いた話です。
重い五十肩を患っていて、その五十肩がなかなか治らず仕事が十分にできないために、思い悩んで鬱状態になってしまったそうです。休職したそうですが、会社で設けられた休める期限を過ぎてしまい仕事を辞めなくてはいけなくなってしまったそうです。
「五十肩」はガンや心筋梗塞、脳卒中の様に命に関わる様な病気ではありません。
問題は「痛み」なのです。
「たかが痛みで?」
と思われるかもしれません。
だけど、その「痛み」が原因でこれだけの事が起こり得るのです。
ここまで行かなくとも
痛みが原因で
●仕事ができない
●遊びに行けない
●楽しみにいていた旅行に行けない
と様々な制限が出てきてしまいます。

その話を聞いても、医療業界の制度上の問題で私は何も手を差し伸べる事ができませんでした。

その他にも、訪問リハビリでお伺いしていた方のご家族から
「先生、○○が痛いんだけど」
「この痛みはどうしたらいいの?」
「どこへ行けばいいの?」
「病院とかいろいろなところへ行ったけど良くならない」
という事を聞いてもアドバイス程度をすることが精一杯でした。

でも、
「自分が施術すれば良くなりそうなのに…」
「大した症状ではないのに…」
何のしがらみもなく、私が直接施術できれば症状を改善できる可能性があるのにできない
という事がよくあり、これが胸にいつもつかえていました。

どこへ行っても良くならない
痛みの原因すら分からず
ずっと痛みが続くのか?
もう良くならないのか?
これらのことで悩む人をなくしたい

そんな思いから理学療法士としてではなく整体師として開業いたしました。

肩こりに着目した理由

もちろん理学療法士として15年働いているので、肩だけでなく首、背中、腰、股関節、膝などの痛みも専門の範囲です。
ところが、腰も膝も原因は同じであったりします。
たまたま症状がでたところが違うという事で、肩だけしか見れないという事では本当の「専門」とは言えません。

グラフ1を見て下さい。
平成28年の厚生労働省の国民生活基礎調査から引用してきました。女性で症状のあるもの上位5の傷病です。
トップが「肩こり」です。
グラフ2は通院している症状上位5傷病です。
症状があるのは「肩こり」がトップだったのに、通院となる上位5位には入っていないんです。

困っているのに「どこへ行ったらいいのか?」と悩みを抱える人が多くいると気がつきました。

また、「肩こり」は“肩”だけが悪い訳ではありません。
「肩こり」があるのであれば、いつ首や腰が痛くなってもおかしくありません。
「肩こり」を放置していると、四十肩・五十肩を発症してしまう可能性もあり、年をとると頸椎を悪くしてしまう事もあります。

なので、「肩こり」というのは非常に重要な指標となります。

「肩こり」のうちにそれ以上悪くしない事が大事だと思い。

肩こりのケア専門としました。