セルフメンテナンスの重要性

自分にあったセルフメンテナンスを知る

Commitmentコミットメント

適切なセルフメンテナンスの方法

腰痛や膝の痛み、肩・首のコリで「病院や整体院に行ってもなかなか良くならない」、「やった時は楽になるんだけど全然良くならない」こういった話は当院へ来院される方からよく聞くことがあります。これは、その方が行っていた病院や整体院の腕がないわけではありません。適切なセルフメンテナンスの方法を教えてもらっていないのです。
痛みの原因が「ケガ」であれば「ケガ」が治れば痛みはなくなり、再び「ケガ」をしなければ痛みは再発しません。

セルフメンテナンスで痛みの再発を抑える

腰痛や膝の痛み、肩・首のコリは「ケガ」によるものではありません。また、病院で「炎症ですね」と言われた後も痛みがずっと続くのも「炎症」ではない可能性が高いです。炎症は基本的に2~3日、長くて一週間で良くなります。
では原因は何なのか?
それは日々負担をかけているからです。分かりやすく例えると、パソコンを使う仕事の人の場合パソコンを覗き込む姿勢を何時間もずっとしています。頭の重さは5〜7kgですが、覗き込む様に頭を前に突き出していると、その約3倍程度の20kgの負荷が肩や首にかかると言われています。つまり、肩や首の周りの筋肉は20kgを何時間も支えていなくてはいけません。
お米10kgの袋を2つずっと持っていたら、それを毎日やっていたらいくら凄腕の先生の施術を受けて凄くほぐれても、ある程度の時間が経てば、再び痛みなどが出てきてしまいます。
痛みやコリは「いきなり出る」ものではなく、日々の負担で徐々に筋肉が硬くなり痛みを出します。硬くなった筋肉も一日仕事をして、夜お風呂に入って、寝ることである程度ほぐれます。てただし、完全にほぐれるわけではないので、硬さは少し残ります。それを何日も繰り返すと徐々に硬くなってきます。その硬さがある一定のレベルを越えると再び痛みやコリとして感じる様になります。
では、そこに毎日でも、2.3日に一回でもセルフメンテナンスとしてストレッチで完全にほぐれたら、どうなるでしょうか?
再発はしませんよね!?
とはいっても、全く再発しないとはなりません。しかし、痛みやコリが出るまでの間隔をかなり長くする事は可能です。

個々の症状にあったセルフメンテナンスを実行する

人によっては、ほとんど痛みが出ないという人もいます。理想はプロ野球選手のピッチャーが登板が終わると肩を氷水でアイシングする様に一日パソコン仕事して疲れたら、夜必ずストレッチできるといいです。では、ただストレッチをすれば良いのか?といえば、もちろん違います。
むやみにストレッチをすれば身体を痛めてしまう可能性があります。
あなたの症状にあったセルフメンテナンスの方法を適切な負荷で行うことが必要です。このセルフメンテナンスがうまくいくと、痛みやコリをほとんどなくすことができます。
テレビや雑誌で紹介されたストレッチをやる事もいいですが、それがあなたの身体や症状に合っている確証はありません。あなたの身体や症状にあったセルフメンテナンスを得るためには、あなたの身体と症状を良く知っている専門家と一緒にトライ&エラーを繰り返し見つけていくことが理想です。